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教員を目指す人に   [2015-12-02]

同じ教員でも小学校で仕事をするのか中学校で仕事をするのかで仕事内容は変わってきます。小学校も中学校も皆さん通われているはずなので、担任の先生を思い浮かべてみればなんとなく違いがわかる人もいるかもしれません。

小学校の場合は、クラスの担任の先生がいます。担任の先生がほぼ全教科を教えてくれます。高学年になって家庭科や音楽などは専門の先生が教えるという学校もありますが、基本的な教科は担任の先生が指導します。そのため小学校の先生になる場合は、多くの教科について復習していかなければなりませんし、苦手な科目も教えなくてはいけません。クラスの生徒全員と一緒にいる時間が長いので、生徒一人ひとりをしっかりと見ることも求められてきます。

中学校の先生の場合は、もちろん担任の先生というのはいますが、各教科ごとに先生が決まっているので自分の担当する教科についてしっかり復習して教えていかなくてはいけません。1年から3年までその教科を教えることになり、教える範囲も増えてきますので小学校の先生とはまた違った面で大変さがあります。また中学校は部活もあり、部活も担当する先生の場合はそちらの仕事もありますのでさらに大変です。特に強い部がある場合、土日も練習や試合があり、それらに同行しなくてはいけません。
高校の先生の場合も中学校と同じように教科別に担当の先生がいますので、各教科の勉強をしっかりしなければなりませんし、より複雑な内容も増えてきます。部活も高校になるとさらに全国進出しているところなどが増えてきますので大変です。テストについても小学校の頃は先生がつくるテストは小テストのようなものくらいですが、中学校、高校では先生が問題を作ります。試験問題を作るのはとても時間がかかります。学校の先生になるには児童心理学についても学ぶ必要があるでしょう。
小学校の先生であれば、低学年と高学年ではやはり指導方法を変えていかなければならないですし、中学や高校になってくると反抗期等もあり、メンタル面で先生が相談にのらないといけないことも出てくると思います。受験などになるとさらに大変です。最近はいじめの問題なども増えていることから、教師へ求められることが大きくなっています。教師を目指す際に、自分がどういったことを教えていきたいのか決めておくほうが良いでしょう。

教師の仕事は楽な仕事ではありませんが、子供たちを通して学べることがたくさんありやりがいのある仕事です。自信を持って生徒に接していける先生になりましょう。

 



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