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教員の残業代はないって本当?   [2019-12-03]

教員になるにあたって、残業時間について心配している人も多いでしょう。教員は残業時間が多くブラックだという話を聞くことも多いはず。そんなときに、「残業が多いなら残業代も多くもらえる?」と考えているあなたに向けて、教員の残業時間と残業代について紹介します。
 
1.公立教員の残業時間は1日約5時間
 
はじめに、衝撃的な事実をお伝えします。教員の残業時間は、1日に4~5時間の方が多いのです。ベネッセが、教員の出勤時間や退勤時間について調査を行っています。それによれば、学校にいる時間が一番短い高校の教員でも、朝7時39分頃に出勤し、退勤時間は19時12分となっています。ただし、この時間には部活動の朝練などが含まれていない可能性もあるので、実際にはより多くの時間学校にいるでしょう。そう考えると、学校の教員は1日12時間以上職場にいることになるのです。勤務時間が7時45分なので、残業時間は平均で5時間ほどになる計算となります。もちろん、夏休みなどは定時で帰れることが多いですが、普段は朝早く出勤し、夜遅くに退勤することを覚悟しておくと良いでしょう。はじめから暗いニュースになってしまいますが、現実なので紹介しました。
 
2.公立教員の残業代は、実は定額で低額
 
また、大学の講義等で習った方も多いと思いますが、公立教員の残業代は定額です。額は基本給の4%とされています。時間にして月8時間分。8時間というと、1日あたり30分以内の残業しかできません。教員は16時50分や17時が定時の場合が多いので、毎日遅くても17時30分に帰っている計算になります。しかし、さきほど紹介したように、毎日19時過ぎに帰る教員が大半。そう考えると、とても少ない額ということがわかります。
 
残業代については、「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」という戦後の基準で定められています。そのため、現状とはかけ離れると考えざるを得ないでしょう。
 
3.まとめ
 
教員は、拘束時間も多く残業代も少ない職業です。もちろん、残業代以上のやりがいや喜びがあります。子どもの成長のために働け、そばで子どもを支えていけるのは教員の醍醐味といえるでしょう。保護者よりも子どもと過ごす時間が長いことも多いために、子どもの成長に大きく影響します。そんなやりがいのある職業ですが、現実としては今回紹介したようなことがあります。最近は働き方改革が推進されているため、教育の現場でも残業時間の把握が進んできましたが、まだまだ改革の途中。これから教員になる方には、ぜひ知っておいてほしいことを紹介しました。
 

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