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教育実習のお礼状の書き方!マナー違反にならないために要チェック   [2021-12-27]

教員になるためには教育実習の実施が必須です。小学校教諭免許希望者で
3~4週間、中学校教員免許希望者は3週間、高等学校教員免許希望者は
2週間以上の実習が必要となります。

 
教育実習の終了後は、お世話になった方にお礼状を出して感謝の気持ちを
伝えます。
 
本記事では、教育実習後のお礼状に関する基礎知識から書き方までわかり
やすく解説していきます。是非お役立てください。
 
1.お礼状は誰に出す?
お礼状はお世話になった方に出します。必ず出したいのは直接お世話になった指導教諭です。特定の教科でお世話になった先生や、校長先生に出しても良いでしょう。クラスの生徒へ書いてもきっと喜ばれることでしょう。
 
2.お礼状を出すタイミングは?
お礼状を出すタイミングに明確な決まりはありません。教育実習が終了したら、なるべく早く出すようにしましょう。実習の終了後2週間以内には届くようにすると良いでしょう。
 
3.お礼状の書き方
お礼状は縦書きで、手書きで書きましょう。
日常生活ではメールでやり取りをすることがほとんどですが、教育実習後のお礼状は原則手書きがマナーです。そのため、便箋と封筒、切手を用意する必要があります。
 
お礼状を書く機会はそう多くはありません。感謝の気持ちを伝えることが目的ですが、書き方にはマナーがあります。お礼状の基本的な構成は以下の通りです。
 
(1)語頭
(2)時候の挨拶
(3)お礼の気持ちを伝える
(4)お礼の理由や実習の思い出などを伝える
(5)今後の目標などを伝える
(6)結びの言葉
(7)結語
(8)日付・氏名
(9)相手の名前
 
4.お礼状の例文
では実際にお礼状を書いてみましょう。ここでは参考として例文をご紹介します。
 
(1)語頭
拝啓
 
(2)時候の挨拶
朝夕ごとに涼しくなり、すっかり秋めいてまいりました。(9月)
 
(3)お礼の気持ちを伝える
○○先生におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。先日は教育実習で大変お世話になりました。おかげさまで実習でしか得ることのできない貴重な経験をさせていただきました。深く感謝申し上げます。
 
(4)お礼の理由や実習の思い出などを伝える
実習期間中は、先生方の的確な指導の下、多くのことを学ばせていただきました。いくら気持ちはあるつもりでも、実際の場面となると何もできず、難しいものですね。
 
実習という言葉通り、実地訓練の大切さというものを痛感いたしました。
 
しかしながら、生徒のみなさんの真剣でまっすぐなまなざし、親しんでくれる笑顔が嬉しく、あらためて教師という職業のすばらしさを感じました。
 
子どもの頃から憧れていた、夢の「教師」という第一歩を、母校の「○○中学校」で経験することができましたこと、何よりもありがたい思いです。
 
至らないこともあり、ご迷惑をお掛けいたしましたことお詫びいたしますとともに、ご厚意に改めて感謝申し上げます。
 
(5)今後の目標などを伝える
今回経験させていただいた貴重な経験を糧に、教師になるという夢の実現に向けて今後も努力して参ります。
 
(6)結びの言葉
末筆ながら、先生の今後のご健勝とクラスの発展を心よりお祈り申し上げます。
 
(7)結語
敬具
 
(8)日付・氏名
令和〇年〇月〇日
 
○○大学教育実習生 氏名
 
(9)相手の名前
○○○○先生
 
5.まとめ
本記事では教育実習後のお礼状の書き方やマナーについてご紹介しました。記事の最後では例文もご紹介しましたが、あくまでも参考とし、ご自身の言葉で感謝の気持ちを伝えるようにしてくださいね。
 



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