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なる!教員!ブログ

あいがも農法   [2016-11-22]

読書の秋ということですが、小中学生のみなさんにお勧めしたいのは岩波ジュニア新書です。
図書館にもたいてい置いてありますし、未来の世界を展望した眞淳平「21世紀はどんな世界になるのか」、様々な本を紹介した田中共子「図書館で出会える100冊」など大人の自分が読んでも面白い本がいろいろあります。食べ物、食の世界に興味がある人なら小泉武夫「いのちをはぐくむ農と食」も面白いと思います。

東京農大の先生、小泉武夫さんのこの本には将来「食の仕事」に就くために学んでいる三重県の高校生の話が紹介されています。
調理に関する話とともに、お米を作る話もあって農薬を使わない「あいがも農法」が紹介されています。あいがもが田んぼの雑草を食べてくれるだけでなく、その糞は肥料になり、あいがもが動き回ることで田んぼの土に酸素が入るそうです。

 いいことづくめのようですが、稲が実るとあいがもはこれを食べてしまうため稲が実った後、あいがもは食用にするそうです。
あいがもの解体も自分たちが行うそうですが「かわいそう」と言いながら、涙が止まらないということでした。

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