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水泳が苦手だと小学校教員になれない?   [2017-01-12]

小学校教員は、中学校や高校とは違い、全教科を教えられるだけのスキルを持っていなければなりません。そしてその中には「水泳」のスキルも含まれています。泳ぎに自信がない方からしてみるとその点は不安になるものですが、やはり小学校教員になるにはそういった点は克服しなければならないのでしょうか?
 

水泳ができないままではダメ
 
小学校教員を目指すなら、水泳ができないままではいけません。中学校や高校なら体育の教員が水泳指導をしてくれますが、小学校の場合は基本的に自分が受け持ったクラスの水泳指導は担任が自ら行います。
また、校外学習等でもし水難事故が起きた場合は、教員が泳げないということが大きな問題へと発展してしまう可能性があります。
それに教員採用試験においては、ほとんどの自治体は水泳や音楽などの実技試験を実施しています。ですからそれをパスできなければ、小学校教員への道を諦めなくてはならないということになってしまいます。
 
 
どの程度の泳力が求められるのか
 
どういった実技試験が実施されるかは各自治体で異なる場合がありますが、実施内容としては「クロールもしくは自由泳法で25m」というのが多いようです。
ただ、息継ぎに苦労しながらやっと25m泳げるほどの泳力だと、実技試験で良い評価を得るのは難しいかもしれません。児童のお手本となるようなフォームで泳ぎ切るというのが実技試験において重視されるポイントとなることが多いですから、水泳が苦手な方はその苦手を克服してから教員採用試験へと臨む必要があります。
 
 
その他の実技試験にも注目
 
小学校教員採用試験では、水泳の他にもマット運動や逆上がり、バスケットボールでのドリブル、ピアノ演奏といったさまざまな実技試験が行われる可能性があります。ですからそういった実技に関しては、一通りこなせるようにしておかなければなりません。
マット運動や逆上がりなどは苦手としていた方も多いでしょうから、自信がない方は事前に練習しておくといいかもしれませんね。
また運動系の実技試験において、「児童のお手本になるような美しいフォームかどうか」という点はすべての項目で重要な点になりえます。水泳に関しては、試験官は泳ぎの速さよりもそのフォームを注目するでしょうから、「25mなんて余裕」という方も一度フォームの見直しをしてみることをおすすめします。
 
 
まとめ
小学校教員を目指す方で実技試験に不安のある方はたくさんいます。実際、採用試験前になるとプールで練習したり大学のピアノルームで練習したりする方が多いようですよ。そうやって切磋琢磨していくことが、採用試験の結果にも結びついていくかもしれませんね。
 
【参考ページ】
http://book.jiji.com/kyouin/basic/ready_07.html
http://www.kyoushi.jp/entries/1325



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