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中高一貫校のメリット・デメリット   [2017-07-10]

全国に数多く存在する中高一貫校。今回は、そんな中高一貫校のメリットとデメリットについて解説します。
 

中高一貫校のメリット
中高一貫校では、中学校と高校の「6年間」をひとつの期間として学習や部活動に精を出すことができます。これは、中高一貫校のメリットとしてよく取り上げられます。

中学校から別の高校へと進学する場合は、どうしても中高の各3年間で区切りができてしまいます。一方、中高一貫校であれば6年間環境が変わりませんので、環境の変化による影響を受けることなく学生生活を営むことができます。
 
 
高校受験をしなくていい
中高一貫校のメリットでは、やはり「高校受験がない」という点は外せません。高校受験のための勉強に必死になる必要がないため、先取り学習をしたりレポートに時間をかけたりといった、より内容の濃い学習に取り組むことができます。
 
また高校受験の時期を利用して海外研修に行くなどして、視野を広げることも可能です。高校受験に取り組む時期は多感な時期であり、その時期にさまざまな体験をすることによって、自身の内面を磨き、さらに人間として成長していくことができるようになります。
 
高校受験をしなければならない状況では自由な時間も限られているため、中高一貫校でもないとそういった体験はなかなかできません。こうした違いも、中高一貫校を選ぶ人にとっては大きな魅力になってくるのではないでしょうか。
ただ中高一貫校でも、成績不振などが理由で高校に上がれない生徒も中にはいます。
 
 
中高一貫校のデメリット
中高一貫校のデメリットは、メリットの裏返しであるものが多いです。例えば、6年間同じ環境に身を置けるというのは、その環境が自分にとって心地良いものでなければ大きなデメリットになってしまいます。
 
学校との相性が良くなかったり友達にあまり恵まれなかったりすると、「こんな環境が6年も続くのか」という気持ちになります。ただもちろん、中高一貫校でも外部の高校を受験することは可能です。
 
また、高校受験がないということが生徒の気の緩みを生み、メリハリのない学生生活を送ってしまうというケースもあります。ですから意識を高く持っていないと、得られるものも得られなくなってしまうというわけです。
 
 
まとめ
このように中高一貫校にも、メリット・デメリットの両方があります。また中高一貫校で教員をする場合は、中学校と高校の教員免許がいずれも必要になります。中高一貫校の教員を目指すのであれば、この点も頭の片隅に入れておきましょう。
 
【参考ページ】
http://toyokeizai.net/articles/-/83627
http://benesse.jp/juken/201601/20160105-2.html
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/ikkan/10/1315842.htm
 



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