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制服の選択制にみる学校現場でのLGBTへの配慮   [2018-04-02]

性的少数者を示す「LGBT」という言葉も、ここ最近では広く認知されてきました。そうしたLGBTに対する取り組みは、学校現場でも行われています。
 
男子はズボン、女子はスカートは旧時代のものになっていく?
 
学校の制服といえば、男子はズボン、女子はスカートというのがこれまでは一般的でした。ですがLGBTのなかには、その制服のあり方に強い違和感を覚える人もいます。
 
これまでも、本人の希望があれば学校側の許可を得ることで制服の変更を行なうことが可能でした。
 
しかし最近では、性別に関わらず自分が着たい制服を選ぶことができるようにしている学校も登場してきています。
 
 
沖縄の浦添高校では2018年度から
 
沖縄県立浦添高等学校では2018年4月より、LGBTへの配慮を主な理由とし、性別に関わらず制服を選べるようになります。同校では以前から、LGBTへの理解を深めるために全校生徒を対象とした講演会などを行っていといいます。
 
そうした取り組みが、このたび新たに「制服の選択制」という形となってあらわれたわけです。
 
許可制でなくなったことで、これまでとは比較にならないほど気軽に制服を選べるようになれば、学校現場の雰囲気も大きく変わりそうですね。
 
また、千葉県柏市の新設校である柏市立柏の葉中学校でも、浦添高校と同様に性別に関わらず自由に制服を選ぶことができます。
 
なお、この中学校は2018年4月開校。もしかしたら2018年度は、学校現場におけるLGBTへの配慮が本格化しはじめる年度となるかもしれません。
 
 
 
学校現場に求められる配慮は他にも
 
LGBTへの配慮が求められるのは、学校制服だけではありません。LGBTだという自認やその傾向があると思われる子どもは、体育の際の着替えやトイレなどでツラい思いをしている場合があります。
 
学校現場からも、そうした子どもへの配慮を訴える声が聞かれています。
 
実際の現場では、すでに「別室での着替えを認める」「職員用トイレを使うことを認める」といった配慮が少ないながらも行われはじめています。
 
 
まとめ
このように、学校現場でも本格化の兆しが見えはじめているLGBTへの配慮。
 
そうした時代の流れもありますから、教員としてはLGBTに対する知識を今以上に深めることが必要になってきそうです。
 
2017年には、全国の約60%にあたる40の教育委員会でLGBTに関する教員研修が実施されましたが、参加率は平均7%程度と少ないのが現状でした。多忙な教員としては仕方がない部分もあるかもしれませんが、今後直接的にLGBTの子どもと接する可能性もありますから、そのときのためにも学ぶ姿勢を持つということは大切です。
 
【参考ページ】
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/229732
http://www.sankei.com/west/news/180328/wst1803280029-n1.html
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1802/08/news082.html
https://www.asahi.com/articles/ASK4T3SV6K4TUTIL02N.html

 



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