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クラスに「どもる」児童がいたら?対応方法を紹介   [2019-09-23]

国語の音読の時間や普段のおしゃべりの中で、言葉がいいにくそうな児童がいることがあります。「あ、あ、あのさ」などと言葉が「どもる」児童がいた場合には、どんな対応をしたらよいのでしょうか?3つのポイントを解説します。
 
1.どんな言葉が言いにくいのか観察する
 
まずは、児童の様子を観察しましょう。たまたまその時に緊張していたら言いにくかったのか、いつも言いにくいのかを観察することが大切。特定の言葉が言いにくそうな場合には、吃音の可能性もあります。
教師からは気になるものの、本人は自覚がない場合も多くあります。そのため、まだ本人にどもることについて尋ねるのではなく、クラスでの様子を観察しましょう。
 
2.特別支援教育コーディネーターやことばの教室などの専門家に相談
 
観察の結果いつも言いにくそうな言葉がある場合には、特別支援教育のコーディネーターに相談してみましょう。コーディネーターは特別支援教育を幅広く担当しているため、どもることについて詳しくない場合もあります。そのようなときには、「ことばの教室(言語障害通級指導教室など)」に相談するとよいでしょう。
ことばの教室には、発音の障害や、「どもる」症状のある吃音について詳しい先生がいます。自治体によっては教員からの相談も受け付けているので、連絡をとってみることをおすすめします。
詳しい状況を伝えると、「保護者への相談してみてください」、「もう少し様子を見てください」などとアドバイスをもらえることもあるでしょう。わからないことは専門家に頼るのがおすすめです。
 
3.状況に応じて保護者への相談
 
どもる症状が辛そうな場合には、保護者にも相談してみましょう。小さい頃からどもる症状があったという場合もあれば、気がついていない保護者もいます。また、学校ではどもっているものの、家では全くどもらない場合もあります。「どもっているから障害だ」と決めつけずに、保護者に家での様子を聞くという意識で聞き取りをするのがおすすめです。
様子を聞くだけであれば、保護者も抵抗を示すことは少ないでしょう。「障害」という言葉を聞くと、嫌悪感を示す方もいます。関係性ができていない場合や、どもることについての話し合う回数が少ないうちは、病気・障害といった方向での話は控えるとよいでしょう。そもそも教員は、障害や病気を判断できないので、保護者が心配そうにしていたら専門家につなげましょう。
 
4.まとめ
 
今回は、「どもる」児童に対する対応方法を紹介しました。とてもデリケートな問題のため、最大限の配慮をしながら対応していくのがポイントです。また、一人で抱え込まずに専門家や機関を頼ることも大切です。



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