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小学校教師の1日のスケジュールって?   [2020-07-03]

小学校での6年間を振り返ると、授業や給食、運動会やクラブ活動など、さまざまな思い出が蘇ることでしょう。先生たちの思い出も強く残っているかもしれません。小学生のわたしたちに、時に優しく時に厳しく指導してくれた先生たちは一体どのような仕事をしていたのでしょうか。毎日の授業以外にも、子どもたちの見えないところで、たくさんの業務を行っている先生たち。今回は、そんな小学校教員の1日のスケジュールを紹介します。
小学校教員を目指す方は是非参考にしてください。

1.午前中のスケジュール
7:00〜8:00 出勤
学校によって異なりますが、7:00〜8:00には出勤するのが一般的です。授業の準備や、配布物の確認、連絡事項の確認等を事前に行なっておきます。
7:30頃から、子どもたちが登校してきます。挨拶運動や、声かけも教員の大切な仕事のひとつです。
登校時間が終わると、教職員の朝の打ち合わせが行われます。連絡事項を共有し、1日のスケジュールを確認します。
朝の打ち合わせを終えたあと、担当のクラスで「朝の会」を始めます。出欠を取り、提出物の確認をして、いよいよ授業がスタートします。

8:45〜12:25 午前の授業
8:45から一限目の授業が始まります。小学校では45分間授業を行い、休憩を10分とるという時間割が一般的です。その日のうちに子どもたちに返却しなければならない宿題や連絡帳の確認は、この休憩中や昼休みに行うことが多いようです。

2.午後のスケジュール
12:30〜13:45 給食・昼休み・掃除
4限目終了後は、給食の時間になります。子どもたちがきちんと配膳できているか、コミュニケーションをとりながら見守ります。小学校では基本的に、先生は担当のクラスで子どもたちと昼食をとります。そして昼食が終わると、片付けと掃除を行います。
掃除のチェックも教員の役割のひとつです。掃除終了後、昼休みを挟んで、午後の授業へと移ります。昼休みは自分の時間が作れるので、休憩を取る先生や、事務作業を行う先生などさまざまです。

13:50〜15:30
昼休みを終え、13:50頃から5限目が始まります。小学校の授業は5限目か6限目で終了するため、最長でも15:30で授業は終わりです。
1日の授業が終わったあとは、クラスで帰りの会を行い、児童たちを下校させます。帰りの会終了後、場合によっては、委員会やクラブ活動、面談などの対応をすることもあります。

3.放課後のスケジュール
16:00〜 放課後の仕事
児童が帰宅した後も、教師の仕事は続きます。学年の先生たちとの打ち合わせや、職員会議などが行われます。行事の計画や掲示物の制作などもこなす必要があります。休憩をとりながら、翌日の授業準備や事務作業を進めます。
8:00に出勤していれば、本来ならば17:00頃が退勤時間ですが、時間通りに退勤できることは稀といわれています。ただ、子どもたちが下校を終えた16:00頃以降は自分で自由に時間を使うことができるようです。長く休憩をとって疲れを癒したり、スピード勝負で仕事をこなす先生など、そのスタイルはさまざまです。

4.まとめ
以上が、一般的な小学校教師の1日のスケジュールです。
休憩時間が少なく、かなり忙しい印象です。しかし、うまく時間を使っている教師は比較的早い時間に帰宅することができます。そのような教師は、仕事を効率よくこなすための工夫をしたり、スケジュール管理やタスク管理を徹底しています。これは教員に限らず、どのような仕事においてもいえることです。力を入れるところは入れ、抜くところで抜くことができる人は教員の仕事に非常に向いているといえます。
 



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