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通信で教員免許を取得するのに最短でどのくらいかかるの?   [2020-10-08]

「サラリーマンから教師に転職したい」
「大学を中退してしまったけど、教員免許をとりたい」
「教師になる夢を諦めたくない」

など様々な理由で【通信大学での教員免許の取得】を考えている方がいるでしょう。

通信大学で教員免許を取得する場合、最短でどのくらいかかるのでしょうか?
今回は、通信大学で教員免許を取得するまでにかかる期間と、注意点についてお話しします。


1.教員免許取得までにかかる期間

・最終学歴が4年制大学卒の場合
最終学歴が4年制大学卒の場合は【最短2年】で教員免許を取得することができます。
しかしこちらはあくまでも「最短」ですので、2年で取得するためには、計画的にレポートを提出し、試験にも合格しなければなりません。

・最終学歴が2年制大学卒の場合
最終学歴が2年制大学卒の場合は【最短3年】で教員免許を取得することができます。
大学を中退している場合も、年次にはよりますが3年以上はかかると見たほうがよいでしょう。教員免許取得のために必要な単位が不足していればいるほど、時間がかかってしまうということを頭に入れておきましょう。

・最終学歴が高卒の場合
最終学歴が高卒の場合は【最短4年】で教員免許を取得することができます。
どの教員免許を取得するかによっても異なりますが、約40~90もの単位を取得し、実習も行わなければなりません。そのため、かなり長い道のりになることを覚悟しておく必要があります。

・過去に教職課程を履修している場合
過去に大学で教職課程を履修している人は【最短1年】で教員免許を取得することが可能です。
もちろん、どの程度単位を取得しているかによっても期間は異なります。
実習をすでに受けていて単位だけが不足しているなどといった場合は、通信大学に「履修科目生」として入学し、最短1年で教員免許を取得することができるでしょう。

ここで紹介したのはあくまでも目安です。既にどの程度単位を取得しているかや、働きながらどのくらいの時間を教員免許取得のために費やせるかによって、かかる期間は大きく変わってきます。
教員免許を取得できる通信大学に問い合わせて、ご自身の現状を伝え、最短どのくらいで取得できるか聞いてみることをおすすめします。


2.最短で教員免許を取得するためには「実習」がカギとなる!

教員免許は、レポートを提出し試験に合格するだけでは取得することはできません。教育実習4週間と介護実習1週間の、計2つの実習を受ける必要があります。
教育実習は4週間連続、介護実習は社会福祉施設に5日間と特別支援学校に2日間連続で行かなければなりません。

仕事をしながら実習のためのまとまった時間を確保するのは非常にハードルが高いです。また、実習は行きたいと思ったらすぐに行けるわけではなく、受け入れ先の学校や施設に許可を取り実際に手続きを済ませるまで半年~1年程かかります。
自分から積極的に行動し、しっかりと長期的に計画を立てることができなければ、教員免許の取得は難しいでしょう。


3.まとめ

通信大学で教員免許を取得するためにかかる期間は人それぞれ。最短でも1~2年は必要です。ですが、6~8年かけて急がずゆっくり取るというのも1つの方法です。大学によって在学可能な年数は異なりますので、しっかりと確認しましょう。

すぐにでも教員免許を取得したいという人は、計画的に学習を進め、いつでも実習に行けるような状態にしておきましょう。働きながら本気で教師になりたいのであれば、長期で休みがとれるような職に転職したり、正社員ではなくアルバイトをしたりなど、教員免許の取得に集中できる環境に身を置くことは最低限必要です。
 



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